■婚活パーティーと結婚相談所の成婚率を調査
婚活には色々な方法がありますが、
代表的なのは、婚活パーティーと結婚相談所でしょうか。
それぞれメリット・デメリットがありますが、
婚活の最終目的でもある結婚の成婚率はどう違うのでしょう。
婚活パーティーの成婚率→5~7%
結婚相談所の成婚率→8~10%
数字だけ見ると、結婚相談所のほうが有利な気がします。
しかし、数字だけで一概には言い切れないのが現状です。
どこの結婚相談所であっても10%が適応するかといえば違います。
総数に対する割合なので、1%もあれば30%のところもあります。
婚活パーティーについても同じことが言えます。
平均は参考にはなりますが、絶対ではありません。
ただいえることは、
結婚相談所のほうがより結婚に真剣な人が集まりやすいということです。
婚活パーティーは、出会いを提供する場なので、
その出会いを結婚につなげたものにするか、
とりあえず今の恋人を探すために使うかは、参加者の自由です。
そういった意味では、結婚相談所の成婚率が高いのもうなずけます。
結婚相談所には、結婚相手を探す人しか来ませんからね。
■成婚率をうまく利用するなら
結婚相談所にしろ、婚活パーティーにしろ、成婚率はわかりました。
では、これをどう生かせばいいのでしょうか。
平均値というのは、それ以下もいればそれ以上もいます。
合計をならしたのが平均なので、平均を自分のボーダーラインとするのです。
平均以上のところを探せば、
とりあえず現状では有利なフィールドで活動できます。
成婚率というのは、婚活している人たちが最も気にする項目の一つなので、
これを表記していないところは、利用をやめたほうがいいかもしれません。
自信のあるところは、平均以上の成婚率を誇っているはずなので、
その数値の高いところを選ぶのも選択肢の一つといえます。
■成婚率の高い会社
成婚率が高い=優良とはいいきれませんが、
確率が高いということは、それだけ利用者も多いということです。
利用者が多いということは、出会いのチャンスも広がるということで、
結果、成婚率アップにつながることになります。
そこで、成婚率が平均以上に高い結婚相談所をいくつかご紹介しましょう。
・IBJメンバーズ
平均的な成婚までの日数は、10.2か月。
カウンセラーの担当者数が少ないので、一人一人に手厚いサポートができる。
自分向上のためのセミナーを自社開催。
カウンセラーによる改善提案など、細かなサポートが好評。
・ヴィーノ
成婚率71%以上という驚異の成婚率を誇ります。
メイクアップ講座やヘアメイク講座、個別のカラー判断など、
自己向上のための色々なセミナーが開催されているのも魅力の一つ。
一時間の無料結婚カウンセリングは、入会するしないに限らず
受けてみる価値はあると思います。
・ブライダルチューリップ
成婚率52%の業界トップクラス。
アドバイザーが30代なので、相談しやすく感覚が近いのが好評。
結婚相談所のわりに、料金が安いのも人気の理由の一つ。
・フィオーレ
大阪を中心に展開している結婚相談所。
成婚率は55%を超え、西日本で婚活するならぜひ話を聞いてみてください。
・パートナーエージェント
担当アドバイザーをコンシェルジュと呼び、
合わないコンシェルジュは何度でも変更可能なので、安心できます。
独自の「婚活EQ診断」により、
自分の言動の傾向を客観的に知ることができ、
婚活以外にも仕事や人間関係にも役立つ情報を得ることができます。
他にもたくさんの結婚相談所があります。
結婚相談所ごとの特徴を知って、自分にあうところを見つけてください。
■成婚率の裏話
成婚率を参考に婚活サイトをみたり、結婚相談所を探します。
でもこの成婚率、ちょっとしたからくりがあったりするんです。
通常、100人の会員がいる会社で1組結婚するとしたら、
1%と計算します。
どこもこの考え方で計算しているとお思いでしょうが、
ずるいところはちょっと違います。
AさんがA相談所の紹介で結婚しました。
A相談所の成婚率は上がります。
しかし、AさんがB企業とC会社にも会員登録していたとします。
だいたいの場合、出会いを増やすため数社会員になることはあるので、
これ自体は問題ありませんが、このB企業とC会社が曲者なんです。
Aさんが結婚したことで、なんとB企業とC会社の成婚率もあがるのです。
なぜでしょう。
それぞれの言い分としては、
「自社での経験から婚活に前向きになれ今回の結果につながった。
当然当社の成婚率として計算していいはずだ」
というものです。
すべての結婚相談所がこのような計算方法をとっているとは言いません。
あくまで一部の相談所の話です。
しかし、どこがどんな計算をしているのか詳しくはわからないので、
成婚率とは、あくまでも参考であって確実ではないのです。
■成婚率は自分次第?確率論ではない出会いとご縁
婚活サイトや結婚相談所のホームページを見てみると、
「カップリング率No1」とか「驚きの成婚率」なんてあります。
では、確率の高いところで婚活すればその分成功率も上がるのでしょうか。
結婚とはそういうものではありません。
どんなに成婚率の高いところで婚活してもダメなときは駄目だし、
女性と男性の割合が10対1のパーティーでも、出会う時は出会います。
成婚率とはあくまで参考程度の数値として捉え、
そこにこだわりすぎてはいけません。
人との出会いや縁は、数値で図れるものではないのです。
婚活パーティーで散々だった帰り道、たまたま出会った人と結婚した。
そんな話もあります。
出会いや縁は、どこにあるかわかりません。
数字を追いかけてやっきになるくらいなら、
全部忘れて周りを見渡してみましょう。
案外隣にぽつんと落ちていたりするかもしれませんよ。
■成婚率で何を知るのか
それでも数字ではっきりと示されてしますと気になります。
この成婚率で、どんなことを想定しておけばいいのでしょうか。
・利用者数の多さ
・サポート力の高さ
この2点においては、信用できると思っていいでしょう。
使用者数が多いと成婚率も下がりがちですが、
そもそもの独身率が低いんですから仕方ありません。
その中でも確率の高いところというのは、
それだけ会員数がいて、出会いの数が多いということです。
人が多く出会いの数が多ければ、当然チャンスも増えます。
なので、成婚率も必然的に高くなりやすいというわけです。
サポート力の高さというのは、
カップル成立までのフォローが丁寧に的確になされているということです。
特に婚活サイトの場合、会場の主催のみでフォローがなかったり、
何度も参加するは目になっている人たちへのアドバイスなどありません。
ところが成婚率の高いところというのは、
カップルになって、結婚して初めて一組完了します。
そのため、結婚できるまでのフォローを丁寧に行います。
ときに短所を指摘し、改善の手助けをしてくれるところもあります。
そうやって一人ひとりにあったプランニングやお相手選びをするので、
成婚率も上がっていくのです。
出会いから、良縁をつかむまでのフォローがしっかりしている。
それが成婚率に現れていると考えると、
成婚率も全く当てに出来ないわけではないのかもしれません。
■ピンチはチャンスと思うこと
何度も婚活パーティーに参加した。
結婚相談所にもいくつも登録した。
でも未だに良縁に恵まれない、どうしたら良いの!
こんな大ピンチの時こそ、チャンス到来です。
何がチャンスなのかというと、
自分を省みるチャンスなんです。
うまく行っているときは、特に疑問にも持たない自分の振る舞い。
自分の思っているとおりに周りも捉えていると信じている。
実は違うかもしれないなんて、疑ったことなどないですよね。
そんなときに、自分の短所を指摘されても、
聞き流してしまって、実際には受け入れられないですよね。
ところが、婚活連敗中ともなると状況はちがいます。
現状を打破するため、
アドバイスを素直に受け入れ改善しようとします。
その時に受けるアドバイスが的確で良質なものなら、
素直に受け入れることさえできたら素敵に変身できるでしょう。
そして、その時に最良のアドバイスをくれるのが、
結婚相談所のアドバイザーやコンシェルジュとよばれる人たちなのです。
これができないアドバイザーなら、即刻替えてもらいましょう。
その人がダメというのではなく、合わなかったということです。
変化の時期を察知してもらえなかっただけです。
そして連敗中に自分をしっかりと見つめなおし、改善し、
大変身を遂げた後は、きっといい人との出会いが待っています。
■成婚率貢献のためにできること
要するに、結婚するためにできることということですが、
結婚するためには、相手と出会わないと行けません。
いい人と出会うためにはどうしたらいいのか、ということです。
・自分の中のボーダーラインをはっきりさせる
・まず受け入れる
・妥協はしない
理想が高いことを悪く言うつもりはありませんが、
高過ぎるとそれは妄想のようになってしまし、現実的ではありません。
健康的なもの、習慣的なもの、生理的なもの、
いろいろありますが、最低ラインをしっかり持っておきましょう。
そして、結婚相談所の人が選んでくれたお相手なら、
色々と注文を付ける前にまずあってみましょう。
マッチングのプロが、あなたの理想と性格を考えて選んだ人です。
相手を探す手伝いを頼んだのはあなたなのですから、
まずはあってみましょう。
案外あって話をすると、気の合う人かもしれません。
運命を感じる相手なのかもしれません。
人との関わりには積極的になりましょう。
最後の妥協をしないというのは、
相手に、条件に、自分の気持に、そのどれにでもです。
何度も紹介を受けてどの人ともうまくいかない。
そろそろここらで決めちゃおうかな、という気持ちは捨てましょう。
お相手さがしの時間より、結婚後の時間のほうがはるかに長いです。
中途半端に妥協したお相手と、
そんなに長い時間一緒に暮らしていけるでしょうか。
家族として、家庭を気づいていけるでしょうか。
婚活疲れということはありますが、
それでも自分の一生を共にするパートナー選びは妥協なしです。
後悔のない、素敵な一生が遅れそうなお相手を見つけてください。